バタフライバルブ
バタフライバルブは、流れを停止、調整、開始するために使用される1/4回転回転モーションバルブです。
バタフライバルブは簡単に開くことができます。ハンドルを90°回して、バルブを完全に開閉します。大型バタフライバルブには通常、いわゆるギアボックスが装備されており、ギアを介してハンドホイールをバルブステムに接続します。これにより、バルブの操作が簡素化されますが、速度が犠牲になります。
バタフライバルブの種類
バタフライバルブには、短い丸いボディ、ディスク、金属から金属またはソフトシート、上部と下部のシャフトベアリング、およびスタッフィングボックスがあります。バタフライバルブ本体の構造が異なります。一般的な設計は、2つのフランジの間に取り付けられたウェーハタイプです。別のタイプのラグウェーハ設計は、2つのフランジを接続し、バルブハウジングの穴を通過するボルトによって2つのフランジの間に固定されます。バタフライバルブには、フランジ付き、ねじ付き、突合せ溶接の端部が付属している場合もありますが、あまり使用されません。
バタフライバルブには、特に大型バルブの用途において、ゲート、グローブ、プラグ、ボールバルブに比べて多くの利点があります。重量、スペース、コストを節約することが最も明らかな利点です。可動部品の数が少なく、流体を収集するための容器がないため、通常、メンテナンスコストは低くなります。
バタフライバルブは、比較的低圧下で大量の液体または気体を処理する場合や、多数の浮遊物質を含むスラリーまたは液体を処理する場合に特に適しています。
バタフライバルブは、パイプラインダンパーの原理に基づいています。フロー制御要素は、隣接するチューブの内径とほぼ同じ直径のディスクであり、垂直軸または水平軸を中心に回転します。ディスクがラインと平行になると、バルブは完全に開きます。ディスクが垂直位置に近づくと、バルブが閉じます。スロットルを調整するために、ハンドルロック装置を介して中央位置を所定の位置に固定することができます。
バタフライバルブの典型的な用途
バタフライバルブは、さまざまな流体サービスで使用でき、スラリーアプリケーションで良好に機能します。バタフライバルブの典型的な用途は次のとおりです。
✱冷却水、空気、ガス、防火対策等
✱泥と同様のサービス
✱バキュームサービス
✱高圧および高温の水および蒸気サービス
バタフライバルブの利点
✱コンパクトなデザインは、他のバルブよりもはるかに少ないスペースで済みます
✱軽量
✱より速い操作は、オンまたはオフにするのにかかる時間が短くなります
✱特大サイズでご利用いただけます
✱低圧力損失と高圧力回復
バタフライバルブのデメリット
✱スロットルサービスは低差圧に制限されています
✱キャビテーションとチョーフローは2つの潜在的な問題です
✱ディスクの動きはガイドされず、流れの乱流の影響を受けます
投稿時間：2020年6月11日